インドの神々

インドの神々

ハヌマーン

猿神ハヌマーンが見守るメトロ・ブルーラインの安全運行。

列車内から静かに神に祈る方々が大勢おられます。

デリーの街は、近代と宗教が併存する不思議な空間ではありますが、宗教の方が、一歩高みにある、と見るべきでしょうか。

蛇神様

ヒンドゥー教では蛇神様は天気を制御出来るとされています。

怒らせると旱魃、宥めると雨。

大地には恵みの雨が必要です。

また、仏教では、お釈迦様が悟りを開かれる時、お釈迦様を守った、と言われています。

中国に入り、蛇信仰は竜信仰に変わって行きました。

古来、日本でも蛇神が身近に信仰されており、蛇を通して、インドでも日本でも、蛇に対する重なり合うイメージがあった、のではないでしょうか。

ガネーシャ

木の下の厳しいお顔のガネーシャ像。

温和な現世利益の神様と言われますが、木の下で見つけたガネーシャの眼光は結構鋭い。

朝、ガネーシャに祈る人、祈りを受け入れるガネーシャ

静かな対話の余韻。

クリシュナ

クリシュナの幼名はゴパル。

インドで人気の高いクリシュナにはたくさんの名前があります。

幼少期の名前はゴパルと言い、「牛飼い」を意味します。

牛は地球のシンボルと言う解釈があり、ゴパルは人間に取って大切なものを守っている、と言う意味があります。

シヴァとパールヴァティ

シヴァとパールヴァティ同体。

破壊とその後の創造を司るとされるシヴァを、女性的なエネルギーにより支えたのがパールヴァティであり、同居により合力が生じる、と言うことではないだろうか、と考えました。


青の半顔の中の目に、視線が合った、と思い、一瞬たじろぎました。

弁才天

朝日の中の芸術神サラスヴァティー(弁才天)。

ギリシャ神話ムーサ(ミューズ)の女神たちと似た聡明で美しい顔立ちをしています。

欧州とインドの神々の系譜は共通性がありそうです。

濁りのない聡明さに、創造心が沸き起こる、そんな感じの一瞬でした。

「黒き物」つまり「カーリー」は血と酒と殺戮を好む戦う女神と言われます。

シバ神の妻ドゥルガーの怒った顔から生まれたと言われています。

カーリーは悪魔を憎み不正を憎みますが人間の味方です。

人が本当の悪に染まるのを防いでいるのだと思います。

人間の諸悪を人に代わって代弁・表現するのは、諸悪に塗れそうな人々を、一旦立ち止まらせ、正気に戻す為だろうか。

サラスヴァティー

琵琶を爪弾く弁才天、サラスヴァティー。

芸術・学問の女神サラスヴァティーは優しい表情をしています。

ヒンドゥー教だけでなくジャイナ教でも大切な存在、と言うことです。

バラモン聖典リグ・ヴェーダにも現れるそうですから、インドよりもっと北方出身の神様なのかも知れません。

母性的な包容力がなければ、芸術の裾野は広がらない、と思います。

ガネーシャ

こんな姿のガネーシャは珍しい。

家の近くの木の下に祭られていました。

象頭人身のインドの神様は、何千年も経て、歓喜天として日本でも祭られています。

木陰で、「さぁかかって来い」と思える身構えのポーズの象神。

問題の軸をずらさないぞ、と言う純粋な困難への対処姿勢からは、現代人へのメッセージ性を感じます。

ドゥルガーは心優しき女神パールヴァティーの化身で顔(かんばせ)は美しい。

しかし神々の国を荒らした魔族アスラを倒した激しい戦いの神様でもあります。

決意を秘めた女性の美しさの象徴かと。

ヒンドウー教が、まだ、バラモン教であった頃、アスラは、悪の神ではなかったが、後に、アスラが天界を攻め入った所、ヒンドウーの神々が怒り、代表してドルガーがアスラを退治。

ドルガーには、近付きがたい(inaccessible)存在、と言う意味があるのだそうです。

悪を懲らしめる力を結集出来るものは女神、と言う象徴性があるのかも知れない。

邪心は取り付かない。

太陽神スーリヤ

ヒンドゥー教の権威ある神々の一人太陽神スーリヤがにこやかに描かれています。

インドでは朝日を拝む人々を良く目にします。

祈りの姿は美しく息を呑みます。

インドの太陽神はペルシァ、ギリシャ、エジプトの太陽神信仰と共通する部分があるように思われます。

太陽神スーリヤ

太陽神スーリヤは、ヴェーダの時代、闇を追い払う神であったとする見方がある様です。

後に、仏教に入って、日天(子)、と呼ばれたそうです。

語源的には、南インド・タミル語を唱える人々もいる様ですが、サンスクリット語に迄連なる北方由来のアーリア語族と見る向きが通常である様です。

南インドとスリランカで祭られる神様Aiyanar

南インドとスリランカで祭られる神様Aiyanar (他の綴り;Aiyannar, Ayanar, Ianar)。

中央にいる神様Aiyanarはシバ神とビシュヌ神の両方の混体。

主にインドのタミル・ナードゥ州及びスリランカのタミール人に拝まれているそうです。

神様やその家族、近習及び馬は素焼きできています。

インドは北と南で雰囲気が随分違います。

デリー民族博物館蔵。

穏やかな農耕民族であったドラヴィダ人が、広くインド及び周辺に分布していた時期があり、その後、アーリア系の騎馬民族の北からの侵入のため、インド南部のドラヴィダ系の密度が強くなったのか、と思います。

しかし、ドラヴィダ人のそのまた元を辿るのは難しいのでしょうね。

でも、きっとどこかから来たのでしょう。

アジメーリ門付近の鉄材市場の喧噪の中でヒンドゥー叙事詩に登場するヒロイン「シータ」の名を、ノートに書き込み続ける鉄材販売店店主。

喧噪のアジメーリ門から伸びる一本の横丁周辺は、鉄材の小売卸売市場となっています。

人々の飛び交う声や、バイクの喧噪の最中でも、時間があれば、精神を集中し、自分の尊敬する宗教的対象の名前をノートに、しかも、赤字で書き込む親爺。

声をかければ、落ち着いた顔でにっこりと笑います。

昔からの知り合い見たいな錯覚を覚えます。

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