アジャンター仏教石窟寺院群

アジャンター仏教石窟寺院群

アジャンター第10窟内のストゥーパには、仏陀像の掘り込みは、まだありません。

紀元前2世紀の作と思われ、小乗仏教の時代です。

質素でありながら、風雪を耐える凛とした気配が漂います。

アジャンター仏教石窟寺院群
アジャンター仏教石窟寺院群・開窟前期の作
開窟前期は紀元前2世紀と言われています

簡素ですが、質量感ある小乗仏教のストゥーパであり、この時代はまだ仏像ではなく、人々はストゥーパを礼拝していたそうです。

天井は半球状で高い位置にあります。

アジャンター仏教石窟寺院群
アジャンター第9窟内の仏塔、紀元1世紀頃のものらしいです

この時代には仏像ではなく、仏塔が信仰の対象でした。

小乗仏教時代に属します。

後期アジャンタ窟開窟を援助したのは、ヴァカタカ王朝(約250-500頃)。特にハリシェナ王(在位475-500)は、仏教文化の後援者でした。

この時代辺りからヒンドゥー教が再び優勢になりはじめたようです。

アジャンター仏教石窟寺院群
アジャンタ第一窟外壁の丁寧な彫り込み

3世紀に起こったヴァカタカ・バラモン王朝は、仏教芸術を庇護。

しかし、歴代王は、王朝を拡張し続けましたが、マハラジャ・ハリシェナ王の在位後6世紀に入って継承者が分かれ、王朝の勢いが衰え始めます。

王朝版図拡大の歴史が石に彫り込まれているそうです。栄枯盛衰、勝者必滅だったのかも知れません。

アジャンタ30窟
550メートルに及ぶアジャンタ30窟(非公開を含む)は、1000年以上眠っていました

開窟は紀元前1世紀、そして6-7世紀に仏窟作業は何故か中止。

唐の僧玄奘(602-664)は、この地の賑わいを見た、と言われています。

虎狩に来た英国軍人が、ここを偶然再発見したのが181

信じ難い長い沈黙の期間でした。

千年以上、本当に誰にも気付かれなかったのかなとは、若干、疑問に思いますが、しかし、忽然と姿を現したとしても、ストゥーパや仏像の、今を生きる人々への語り掛けは、連続している、と感じます。

アジャンタを警察官と守る警察犬
アジャンタを警察官と守る警察犬

少し馴れなれしいが、可愛い犬でした。

こう言う犬は本気で怒らせると無茶怖いのでしょう。

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