株式市場は政府のコロナ救済策に失望

株式市場は政府のコロナ救済策に失望

The Pioneer 20200519

株式市場は政府のコロナ救済策に失望、株価指数1,069ポイント下げ。

昨日月曜日、インド株式市場は、政府のコロナ対策一括案パッケージに失望感が広がり、又、米投資銀行ゴールドマン・サックスは、インドは景気後退局面入りかと発表。財務大臣の順次発表する対策案に否定的な反応が多い模様です。

株式指数Sensexに組み込まれている株の中では、金融・自動車株が売りに回りました。ボンベイ株式市場指数は下落後30,028.98に、NSE Nifty指数は313.60ポイント下げの8,823.25となりました。

ムンバイ株式市場Sensex指数に組み込まれている民間銀行IndusInd Bankの株価は10%近い落込み、金融業HDFC、自動車Maruti Suzuki、金融業 Axis Bank 、セメント業UltraTech Cementなどの株価は下がり、タタ・グループのIT系コンサルティング会社TCS、IT業界ITC、元国営食料品製造販売大手ITC、情報テクノロジーHCL などの株価は上がりました。

内務省がロックダウン期間を5月31日に迄延長したため、国内外の投資家は神経質に市場を眺めていた様です。

経済刺激のための供給サイドの改革策に関して、今回の景気救済策は市場の期待に添わず、国内市場は売りを強めた、と見られています。

中小企業刺激策融資資金供給は、各種モラトリアム発動など、銀行・その他の金融機関の機能に頼るもので、新規の現金給付を伴うものは、余りなかった、と言う見方の様です。

日曜日の発表では、非戦略的公営機関の民営化や、貸金返済不履行による破産申請期間の一年延長、農家負債保証・故郷へ帰還した出稼ぎ労働者の就職支援などが発表されました。

この間、ゴールドマン・サックスは、日曜日にレポートを発表、ここ数日間に発表された政府の経済復興策は、即効性がないと見られるとし、2021年度のGDPは、5%下がると予想。レポートでは、今回発表された構造改革案は、中長期的な性質を持つ物である、と見ています。

https://www.msn.com/en-in/money/markets/market-tanks-1069-pts-in-thumbs-down-to-stimulus/ar-BB14gPdD?ocid=spartandhp

大手の機関投資家のこの様な意見表明は、内容の妥当性は別問題として、短期的には海外にいる投資家のマインドを冷やすものと思われます。レポート内容は、情勢の変化により変わるものであり、今は、在外大手投資家の資金がインドに大きく還流するか否かの、転換点かと思われます。

また、政府発表には、税金支払い負担軽減について細部に渡り発表されています。

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