高い失業率に直面

高い失業率に直面

News18 20200421

ムーディーズは、今回、コロナ惨禍で発動された民間の借入金に対するモラトリアムが、今後、市中銀行に対して、不良資産を増やす、と述べました。

Covid-19惨禍で、インドや中国の金融管理当局が発動したモラトリアムは、借り手の一時的救済のため必要とは言え、モラトリアム終了後、一般の商業銀行に、更なる不良資産をもたらす可能性があると、言う見解です。

ムーディーズの最近発表した報告書によれば、政府の刺激政策は、航空会社・ガス会社などの大手企業の借入を受ける会社の体力を下支えはするが、アジア各国の商業銀行部門は、資産価値と金利鞘が低下する事になるだろう、と言う見方です。

、オーストラリア、マレーシア、インドなど、幾つかの国々では、企業・家計の流動性資金不足緩和のため、モラトリアムを実施しています。返済期間延長は、資金の借り手に一時的な救済措置となりますが、銀行業に取っては、経済復興のための金融を行う力を削ぐ事になり、モラトリアム終了後、長期的な不良債権を引き受ける事になる、と言う意味のレポートをしています。

Moody’s Investors Serviceによれば、コロナウイルス問題が予想以上に長引いた場合、経済は更に落ち込むとの事。銀行業界の不良債権増加が起きた場合、アジア各国政府は、大手で、システム的な強みを持っている銀行を支援すると見られます。

COVID-19(コロナウイルス)惨禍、インド中央銀行(RBI) は、既に、月額均等払いローン返済、小売ローン、穀物ローン、運転資金などの返済に対して、3カ月のモラトリアムを発表しています。弱まった経済状態や、金融市場の混乱のため、アジアの銀行業界は、次の四半期には、更に厳しい状況に陥る、とみられる、としています。

銀行は適正な資本金と、バッファーとしての流動性資金があるとは言え、今後、資産価値減少や、高い失業率に直面し、銀行経営は自己の資産力や借り手のローン返済力の有無に影響を受ける事になります。

ムーディーズは、不良化した貸金に対し、貸倒引当金を積み増し、貸金の低利鞘や、手数料収入減のため、・太平洋地域の16の銀行の先行きをネガティブとしました。ムーディーズによれば、他地域に比べアジアの危機に対するバッファーは大きく、アジア各国政府は、有効な政策を実現出来る余地がある、とは言え、全ての経済的、及び、信用市場のダメージを完全にはカバー出来ない見込みである、との見方です。

国内消費と生産は損なわれており、産品、輸入品、サービス、サプライチェーンの崩壊は、各所に影響を与えていると、ムーディーズのDeborah Tan女史は述べています。

コロナウイルスの蔓延はシステムの脆弱性を明らかにした、限られた財政状況の中で、脆弱な外部環境において、政策を講じて行かなくてはならない、との指摘。

民間企業の立ち直りと、それぞれの国の財政・金融や資金繰りマネージメントに拘わる、難しい問題ですが、将来の国と企業の財政・資金繰りを考える上で、この格付け会社の警告を現時点では考慮に入れるべきと、と思います。

Moody’s Says Loan Moratorium May Lead to Greater Build-up of Credit Losses for Banks

https://www.msn.com/en-in/money/topstories/moodys-says-loan-moratorium-may-lead-to-greater-build-up-of-credit-losses-for-banks/ar-BB12Y2FF?ocid=spartandhp

BlogMuraFC2BlogRanking

VISITORS HERE:208, HOLI GREEN TOTAL VIEWS : 3,506,082

Previous(down)/ Next(up)
ジャガーランドローバー社4万人の従業員のうち、2万人に一時休暇を通告。
タイやアラブ宿など、歴史を超えた民族とのつながり。