在印企業の為替変動リスクを回避

在印企業の為替変動リスクを回避

Economic Time of India 20200409

インド連邦準備銀行(RBI) は、インドにある全ての銀行に、金融派生商品(デリバティブ)、先物取引に関する金融商品を解禁、目的は在印企業の為替変動リスクを回避するため、との事。

RBI は、在印の全ての投資家に対し、コロナ禍で、直ぐに対応する企業・人はいないかも知れない現状ではあっても、今回の措置に踏み切りました。

これは、長期的に、ムンバイを通貨に関する海外取引の拠点とするため、との意図があるものと見られます。金融派生商品解禁は長い間懸案となっていましたが、外国為替変動対策として、RBIは銀行に対して各種デリバティブ商品の販売を許可しました。

2008年の国際的金融危機(リーマン・ショック)の際、インドでは、かなりの金融派生商品は利用禁止となりましたが、本年6月1日より、解禁と言う事の様です。しかし、銀行は5000万ルピー以上の純資産を持つ企業からは、取締役会の承認を要求します。また、コール・オプションやプット・オプションのついた金融先物商品を個人投資も購入出来る、と言う事です。最初は基本的な簡単な取引から、段々複雑な取引を活発にして行きたい、と言う事と見られます。

想定元本に対して、取引を締結する事は可能で、実需取引開始前に、ルピーの変動リスクに備える、と言う事も可能、と言う事の様です。外資金融業者も、為替先物取引に、自由に参加し、取引の締結・キャンセルも自由化する、との模様。今までのRBI規制のため、海外市場で行われていた、各種デリバティブをインドに呼び込みたい、と言う意図がある様です。

ただし、これらデリバティブ取引に、投機的なレバレッジをかける事は許されていません。リスク・チェックするのは、各企業・人のauthorised dealer()の役割となります。将来は、仕組みの複雑なエクソティクと呼ばれる金融派生商品も取り扱われる事になるでしょう、とは、銀行側の意見です。

為替取引の自由化と、各種デリバティブ商品のリスク査定や、リスクの再評価、商品解約時点での損得の計算は、大変大きな課題と思われます。

RBI’s forex move could shift overseas trades to India. RBI said that banks based in India could sell all types of derivative and forward products to help companies based here hedge their foreign exchange risks.

https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/industry/rbis-forex-move-could-shift-overseas-trades-to-india/75052067

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