デリーで図書館に行きたくなったら:ネルー図書館

デリーで図書館に行きたくなったら:ネルー図書館

インド長期滞在者で、専門書を片手に調べ物をしたい時、そんな時に役に立つのが図書館です。

しかし、日本の様にどこに行けばその特定の本が調べられるか、インドではなかなかわかりませんね。インターネットで蔵書検索をできる大型の図書館も滅多にありません。どこにどんな図書館があるのか調べることも難しいかもしれません。

そこで今回はデリーにある大型の図書館、ネルー図書館について紹介します。このネルー図書館のある施設には博物館やレストラン、庭園等もあり、特別な探し物がなくても、静かに時間を過ごせるデリーでも数少ない場所になっています。

1.場所

ネルー図書館は、(Cannought Place)から車で20分ほどかかり、ティーン・ムルティ・ハウス(Teen Multi House)の中にあります。

コンノートプレイスからチャニャキャプリ(Chanakyapuri)の向かう丁度中間地点くらいに位置しています。

オートリキシャ―のドライバーは知らないことが多いので、その場合はチャニャキャプリ近くのティーン・ムルティに行ってくれと言えばわかってもらえるはずです。

2.ネルー図書館ってどんなところ?

ネルー図書館、正式にはネルー記念博物館&図書館(Nehru Memorial Museum & Library)は、ティーン・ムルティ・ハウスの施設内にあります

このティーン・ムルティ・ハウスのエリアは、元来、植民地期のイギリス軍最高司令官の住居として、インド独立後は、初代首相のネルーの住居として使われていました。

そしてネルー死後の1964年にこのティーン・ムルティ・ハウスは設立され、1966年に施設内にネルー記念博物館と図書館が建てられました。

このネルー図書館の設立目的は、文系を中心とした学術研究の促進という事です。

3.ネルー図書館の使い方

はじめて利用する方は、まずは入った先のカウンターで、有料の会員カードを作る必要があります。

外国人は、

  • 1週間500Rs
  • 2ヵ月1,000Rs
  • 1年5000Rs

となっています。

インド英語が苦手な方でも、最初に会費を払うことを覚えておけばスムーズに利用できるはずです。

その他、以下のURLで確認できます。

http://nehrumemorial.nic.in/images/pdf/library/Charges_for_Various_Services_in_Library_new.pdf

どうしても会員証発行手続きに自信がない方は、チャニャキャプリの日本大使館に行けば図書館の利用推薦状を書いてもらうこともできます

また、図書館内に手荷物は基本的に持ち込めず、入り口で預ける必要がありますが、ノートPCやタブレットといった機器の持ち込みは許されています。

盗まれることはないと思いますが、怖いと思う方は最低限の手荷物だけで行くのが良いでしょう。

4.ネルー図書館の利便性

ネルー図書館は広く、蔵書も膨大にあります。ただ、この図書館の特徴は、文系を中心にした蔵書に力を入れていることです。

そのため、まずは探している本のジャンル、キーワードを図書館内に置かれているPCで検索して場所を確認します。

目当ての本を見つけたらコピーをしましょう。コピー室があり、コピー係の人に頼むことで格安でコピーして貰えます。ただ、1度に1冊全部のコピーは無理なため、2度ほどに分けて頼まないといけません。大量に頼む場合は少しばかりのチップを私は渡していました。先に渡すと幾分丁寧にやってくれた気がします。

また、1920年頃からの新聞も所蔵されています。独立運動当時のインドの動きや、ガンディーの動向などを垣間見ることができます。政治の動きに興味がある方は、会議派政権からBJP政権になった後の、ヒンドゥーナショナリズムの高まりなど、興味深い記事がたくさん見つけられます。

その他にも、PDF化された1次資料なども、限りはありますが見ることもできます。

また、インドで発行されている様々なも置いてあるため、暇つぶしとしての利用もできます。

真夏の暑い中でもクーラーは効いているので、のんびりするには丁度いい場所になっています。図書館の隣にはレストランも併設されているため、何も持たずに来ても一日中図書館で調べ物をすることができます。

また、近年は蔵書のオンライン化も進められており、一部ネット上での閲覧も可能になっています。

5.デリーで図書館に行きたくなったら:ネルー図書館のまとめ

デリーには日本の国会図書館のような、出版されたすべての本を取り扱っているような図書館はありません。

デリー大学やネルー大学の図書館も大きいですが、学生以外は入りにくいため、今回はこのネルー図書館を紹介させていただきました。科学の専門書を探したいという方は、デリー大学に所属するにある中央化学図書館(Central Science Library)やハウズ・カース(Hauz Khaz)にある国立科学図書館(National Science Library)をお勧めします。

日本人はデリー南部に住んでいることが多いので、国立科学図書館に行きやすいという人も多いでしょう。ただ、外部からの蔵書検索はできないようなので、はじめての人は、外部検索ができる中央化学図書館のホームページ(http://csl.du.ac.in/)で目星を付けると、調べ物もスムーズにいくと思います。

その他にも「〇〇 Library」で検索すると思わぬ図書館が見つかることもあります。私も自分の調べていた分野に特化した図書館を偶然見つけた時には、大変驚きました。

ネルー図書館は、まだまだ日本の図書館に比べ不便なところも多いですが、一般向けに解放されている数少ない大型の図書館となっています。博物館等も併設されており、その施設内の庭には大きな孔雀もいて、穴場スポットとしてもおすすめします。興味を持たれた方がいれば是非一度訪れ、のんびりと本を探してみてください。

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