インドでインド人を雇用する!その注意点、採用のポイント、スタッフ管理について

インドでインド人を雇用する!その注意点、採用のポイント、スタッフ管理について

インドに進出した場合、決して避けて通れないのが現地人の雇用、つまりインド人の雇用です。

しかし、インドは日本と言語のみならず、文化や習慣も異なります。

そのため、その違いによって雇用後に様々なトラブルに発展することも少なくありません。

そういったトラブルを最小限にするにはどうすればいいのかについて今回まとめました。

インドでインド人を雇用するときの注意点

インドでインド人を雇用するとき、注意すべきポイントは契約内容の明示、履歴書を信用しすぎない、時間にルーズな人材が多いという点です。

契約内容に関しては、こちらがしっかり明示しておく必要があります。

雇用契約書と就業規則には、契約更新や終了の条件、解雇に関する事項をはっきりさせておくのです。

これをあいまいにしてしまうと採用後にそのすきをついて契約更新などの際に思わぬ無理難題を突き付けられることや契約解除時にトラブルになることも珍しくありません。

そういった意味で、契約内容に穴ができないようきちんと書いておき、それに沿った雇用を行う必要があるという点に注意することが重要です。

補足として採用内容の押さえておきたいポイントを紹介します

  • 基本情報(業務内容や役職)
  • 報酬(給与金額、交通費支給の有無、ボーナス、残業代、給与計算について、支払い手段)
  • 勤務内容(勤務地、転勤や部署異動の有無、通勤手段の指定)
  • 勤務時間や福利厚生(勤務時間やシフトなど、勤務する曜日
  • 休日や祝日
  • 有給制度、雇用条件、雇用期間や試用期間)

これ以外にも慶弔関係や育児、宗教上の配慮に関するものなども盛り込んでおき、日本人を採用する以上に決めておく必要がある場合も少なくないのです。

履歴書を信用しすぎないという点にも注意と言えます。

日本の場合、履歴書は非常に正確に書くことが基本ですが、インドの場合は本名記載欄の名前すら本名でない場合もあるのです。

これはインドの文化で、よほど親しい関係にならないと本名を明かさないことがあるというものから来ています。

そのため、社会保障などの書類を作成する際に、本当に本名なのかということから確認する必要があることや採用時には必ず身分証明書の写しなどを作り、身元を確認しておくことが大切です。

ただ、学歴や職歴などビジネスと直結する部分は本当のことが多いですが、気になるのであれば卒業証書の写しなども確認しておく必要があります。

採用後になりますが、基本的に時間に対しては寛容、悪く言えばルーズな人材が多いです。

これはインド国内の大学と言った高等教育機関を卒業した人材であっても例外ではありません。

そのため、こんなに真面目そうな人材なのに時間にルーズなのはおかしいという混乱が生じないようにあらかじめ理解して採用することに注意が必要です。

インド人スタッフの採用面談のコツ

インド人スタッフを採用する際の面談のコツとして、契約内容をきちんとしておく、宗教を聞いておく、業務によってはDOEACCの資格を見る、陽気な雰囲気に飲まれないというものが挙げられます。

契約内容としては先ほどもお話しした通り、きちんと作成して明示しておく必要があります。

また、雇用後はこういった書類を2部用意し、一部を採用したインド人スタッフ、もう一部をこちらが保管し、それぞれサインを交わしておくことが重要です。

日本の一部の企業や個人事業のようにあいまいな条件の提示を行うとインド人に良いように解釈され、ダメージを負うリスクがあります。

宗教も聞ければ聞いておくと便利です。

インドはヒンズー教徒が多いのですが、イスラム教徒もいます。

これらの宗教はお祈りの時間があり、それにかかる時間や様式がまるで異なるため、そういったことを行うかどうか、この時間を確保する必要があるかどうかと言ったことも聞いてみるのも有効です。

また、インドは広いため他にも様々な宗教を信仰している人材が集まります。
もっと厳格な習慣がある宗教を信仰している人材もいますから、注意してヒアリングするのがオススメです。

業務によってはDOEACCの資格をチェックするのも大切と言えます。

これは、インドのIT省が認定する教育機関の制度でDOEACC (Department of Electronics Accreditation of Computer Courses※IT省のコンピューターコース認定)と呼ばれるものです。

これは、A、B、C、Oの4種類があり、Aになると相当なIT技術を持った資格を保持しているとされています。

Oであっても高卒相当で一定の教育を受け技術を保持していることを証明しているのです。

業種によってはこういった資格もチェックしておく必要があります。

陽気な雰囲気に飲まれないというのも面談のコツです。

基本ポジティブで楽観的な人物が多くいて、面接を行うと向こうのペースの会話になりやすい傾向があります。

そうなると面接時間が取られるため、先にこちらの言いたいことをしっかり伝えておくのがポイントで、時間オーバーになりそうだったら毅然とした態度を取るのがコツです。

また、陽気でフレンドリーに見えますが、基本的に人を信用しないというがインドのスタイルなので、仲良くなれたと思って採用を検討するというのは危険と言えます。

インド人スタッフ管理の要諦とは?

インド人スタッフ管理の要諦、ポイントは、時間管理を覚えてもらう、約束通りに進めてもらうといったことを覚えてもらい、指導方法にも細心の注意を払うことです。

インド人は基本的に時間にはルーズな人材が多く、指定した通りに仕事をせずにマイペースに、時に良い意味でも悪い意味でも斬新な仕事をしてくれます。

そういったインド人に対して徐々に日本式、あるいは日本風のインドのビジネススタイルという物へ順化してもらうことが重要です。

確かにお祈りの時間など現地の文化に配慮することも大切ですが、円滑な業務を行うためにこういった文化と日本の企業文化のすり合わせを行うように指導していきます。

しかし、指導する際は細心の注意が必要です。

日本のように大勢の前で叱ったりすることは決して行ってはいけません。

個別に行うことを厳格にします。

日本人でも大勢の前で叱られると不満を持つケースは少なくありませんが、インド人は日本人よりもプライドが高く、しかも日系とは言え、インドから見たら外資系企業に勤務しているということで更にプライドの高い人材がスタッフであることが少なくありません。

こういった人材に人前で注意することをしたら、関係が破綻することもあります。

時にライバル企業への情報流出やヘッドハンティングに応じてしまうといった、こちらにダメージの大きい行為を平気で行うことも少なくありません。

そういった意味で、注意指導は個別に行うのが原則で、徹底する必要があります。

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