Category: India

マルチ・スズキ:成功の戦略

2018年のインドの自動車販売では、マルチ・スズキが全体で50%を超えるシェアを誇り、インドで圧倒的に成功している自動車メーカーとして知られています。 近年多くのインド人の生活水準が飛躍的に上昇する中で、自動車保有者数も増え続けています。そして、その販売総数も時間の問題で、日本を抜くといわれています。 今回の記事はインドで成功をおさめ続ける日系企業マルチ・スズキを紹介します。 1.マルチ・スズキとは? マルチ・スズキ(Maruti Suzuki India

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世界一美しいお墓〜Taj Mahal〜

インドと言えば?という質問をすると、やはり大抵の方は毎日カレー食べるでしょ?と言った回答の他に、「世界遺産タージマハル」を連想される方も多いかと思います。 まさにアラジンの世界に入ったような、美しいシンメトリー建造物についてご紹介いたします。 1.タージマハルの歴史 これほど巨大で美しい建造物ではありますが、これは巨大なお墓であります。 当時のムガル帝国第5代皇帝のシャー・ジャハーンが愛すると妻の為に建造したもので、皇帝そのものの意思で建造したわけでなく、愛妃の遺言の一つに「後世に残る墓」を望んだことで建造されました。 現在でもインフラも整っていないようなインドですが、約400年ほど前に着工され、このような美しい建造物を作り上げたインド人のパワーには圧巻です。 2.タージマハル徹底解剖

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一杯のチャイの幸せ

実は新参者のインドティー インドと言えば、スリランカ(セイロン)と並んで世界の2大紅茶大国・・・のはずですが、実は中国1400年のお茶の文化に比べれば、ほんの新参者なのです。インドで紅茶の栽培が始まったのは、19世紀半ばになってからの話ですからね、たかだか150年余りの歴史なのです。 紅茶はもともと中国のもので、烏龍茶系の武威茶の仲間です。オリジナルに近いものとしては、現在なら安徽省のキーマン茶になるでしょうか。中国紅茶の優品として名高いものです。 あるいは独創的な味をお求めなら、松葉で燻した福建省のラブサン・スーチョン茶がお勧めです。 ご存知のように紅茶も緑茶も烏龍茶も、植物学上同じ茶の木から作られます。加工方法によりさまざまなお茶が出来るのですが、やはりそこには相応しい種類と言うものが存在します。 探し出したのはメイジャー・ロバート・ブルース

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クリケットのルール

ここではインドの国技である「クリケット」の簡単なルールを説明します。 クリケットのルール マイナースポーツに詳しい方なら、クリケットは野球の原型となったスポーツだという話をどこかで聞いた事あるかと思います。よく言われるのは「素手でやる野球」や「360度打てる」などで、これらはすべて正しく、知っている人も多いです。人数は1チーム11人で行いますが、ボールとバットを用いて、投げて打つという動きは野球とほぼ同じなので、この先の説明はぼんやりと野球を思い浮かべていただければ結構です。 その中でも大きく違う点が3つほどあるので、そこを詳しく説明したいと思います。 試合形式と勝敗守備(フィールディング)の仕方攻撃(バッティング)の仕方 1.試合形式 まず、試合形式に関して大きく異なる点は、攻守交替が一回しかないという点です。野球でいうと、「一回の表裏で試合の勝敗が決まる」ようなものです。 守備側のチームは、決められた投球数をすべて投げ切る or

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インドの秋葉原:ネルー・プレイス

南デリーにはPCや周辺機器、部品を多く扱っているネルー・プレイス(Nehru Place)というエリアがあります。ここには秋葉原のように、PCの部品を探しに遠方からも人が訪れてきます。 私もパソコンのハードディスクがダメになった時、その他にも様々な機器を買い替えに来たことがあります。ちょっとマニアックですが知っておいて損はない、そんなエリア、ネルー・プレイスを今回は紹介したいと思います。 1.場所 場所は南デリーのロータス寺院近くにあります。地下鉄のネルー・プレイス駅、カルカジ・マンディール(Kalkaji

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インドのダークサイド:デリーの売春街GBロードに見るインド女性問題の闇

インドの女性問題は世界的に批判され続けており、国連の人権委員会などでも毎年のように議題に上がっています。 中でもインド最悪な女性問題といわれるのが売春婦です。 今回は、デリーのGBロード(Garstin Bastion Road)にある売春街で働く、働かされる女性の悲惨な状況を紹介したいと思います。 1.GBロードの場所 GBロードの場所は、オールドデリーにあるアジメーリー門(Ajmeri Gate)からラホーリー門(Lahori Gate)の間にある道路で、現在はスワミー・シュラダーナンド・マグ(Swami Shraddhanand

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不可触民問題の偉人:アンベードカルとジョディバ・プーレ

インドのカースト制度の外に置かれている、不可触民という人たちがいることを知っている人も多いと思います。 かれらは被差別賤民として虐げられてきた歴史を持ち、今も差別を受け、教育や社会保障など、様々な面で困難な状況に置かれ続けています。 今回は、不可触民問題の解決に取り組み尊敬を集める2人の偉人、アンベードカルとジョディバ・プーレを紹介したいと思います。 1.不可触民とはどういった存在か 不可触民は、ハリジャン(ガンディーが名付けた「神の子」の意)、アンタッチャブル、アウトカースト、ダリト、法的には指定カーストなど様々な呼び名があります。かれらはカースト制度の枠外に位置づけられ、穢れを与える存在としてみられ、「触れてはならない」人間として、社会生活のすべてにおいて差別されています。 浄・不浄の観念が強く支配するヒンドゥー教の社会で、不可触民に代表される賤民制度は発達してきました。 不可触民の人口は2003年当時、1.6億人以上とされています。 2.アンベードカルの功績 アンベードカル(Bhimrrao Ramji Ambedkar,

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インドの不可触民と人権侵害

不可触民と呼ばれる人々への人権侵害は、全インドで行われています。 不可触民に関するニュースの見出しを見れば、かれらの置かれている悲惨な状況を見て取れます。 「花を摘んでいた不可触民の少年が、殴り殺される」 「不可触民男性が警官によって、3日間にわたり拷問を受ける」 「不可触民をリンチするため、警察が暴徒をそそのかした」 「魔女として、不可触民女性が裸で歩かされた」 などなど。数え上げればきりがありません。 今回は現在も行われている不可触民への差別を見ていこうと思います。 1.現在も行われている不可触民への差別的慣習 不可触民は、インド文化の中で最低と考えられる仕事に追いやられ、公の場で侮辱を受け続けています。 慣習としての差別をいくつか挙げてみます。 上位カーストと同じ井戸は使えない 上位カーストと同じ寺院には行けない 上位カーストの前で靴を履いてはいけない 上位カーストと一緒に食事はできない

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インドのバレンタインはすごい!1週間続く関連イベントと愛の告白

インドではヒンドゥー教徒が多数を占める国家です。一方、今回紹介するバレンタインは、キリスト教のイベントになります。 そんなインドでは、異なる宗教のイベントであるバレンタインを楽しむ習慣が若者の間にあるのです。しかも日本が一日なのに対して、インドは一週間関連でバレンタインのイベントが続きます。 このインドのバレンタイン「ウィーク」についてお話しし、日本のバレンタインとの違いについても触れていき、まとめました。 インドのバレンタインは1週間続く インドはヒンドゥー教を信仰する方が多い国です。しかし、保守的なインドの方には受け入れられていないものの、主に20代の若者を中心にバレンタインを楽しんでおり、今後も徐々に浸透していく可能性を秘めています。 そんなインドは人を愛する(恋愛や人類愛を含め)ことを好んでいて、愛のイベントであるバレンタインに関連付けた記念日を作っているのです。 この一連の記念日はバレンタイン・ウィークと呼ばれていて、 2月7日のバラの日から始まり 8日 プロポーズの日 9日 チョコの日 10日 テディベアの日

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デリーで図書館に行きたくなったら:ネルー図書館

インド長期滞在者で、専門書を片手に調べ物をしたい時、そんな時に役に立つのが図書館です。 しかし、日本の様にどこに行けばその特定の本が調べられるか、インドではなかなかわかりませんね。インターネットで蔵書検索をできる大型の図書館も滅多にありません。どこにどんな図書館があるのか調べることも難しいかもしれません。 そこで今回はデリーにある大型の図書館、ネルー図書館について紹介します。このネルー図書館のある施設には博物館やレストラン、庭園等もあり、特別な探し物がなくても、静かに時間を過ごせるデリーでも数少ない場所になっています。 1.場所 ネルー図書館は、コンノートプレイス(Cannought Place)から車で20分ほどかかり、ティーン・ムルティ・ハウス(Teen Multi

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インドの銀座:カーン・マーケット

カーン・マーケット(Khan Market)は、インドで最も高い地価のエリアになっています。 そこにある店舗は、インドのハイブランドのものから、日本でも目にする世界的ブランドのものまで様々あります。 このエリアは落ち着いており、のんびりと輸入品なども買い物ができるため、多くのデリー在住の外国人にとっての憩いの場の1つとなっています。 デリー在住の方は一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。 また、インド人にとっては富裕層、エリート層を象徴するエリアとなっており、羨望、嫉妬のエリアでもあります。 今回はこのカーン・マーケットについて紹介しましょう。 1.場所 場所はローズガーデン(Rose Garden)のすぐ側、コンノートプレイス(Cannought

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デリーで一番のブックマーケット:ダリア・ガンジー

現地のインド人も御用達、本を探すならデリーで1番のブックマーケット、ダリア・ガンジー(Darya Ganj)はどうでしょうか。 このエリアでは毎週日曜日に本のバザールが行われており、破格で様々な種類の本が売られています。 また、インドではなかなか大型の書店がないため、デリーに長期滞在で特定の本を探している方はこのエリアで探してみると良いでしょう。 今回は、このダリア・ガンジーについて紹介していきたいと思います。 1.場所 場所は オールドデリー。レッドフォートとアンベードカルスタジアムの間、ネタジー・サバシュ・マグ(Netaji Subhash

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