恐怖の食人カルト!?バラナシのアゴーリ

恐怖の食人カルト!?バラナシのアゴーリ

バラナシに食人カルトがいるという話を聞いたことがあるでしょうか?私は先日、インドでたびたび(数年に1度?)起きる、食人に関するニュースを見ていました。閑静な住宅地の主がその犯人で、「人肉は鮮度が命」で、犯人にはこだわりがあったようです。

そんなニュースを凄いなぁと見ていたら、ある記事を見つけたんです。「アゴリ(Aghori)」についてです。最初は都市伝説かなと思って読み始めましたが、具体的な話でびっくり。それでも指定部族などへの差別的な偏見だろ…と思っていました。

しかし、動画があるという事でYoutubeで検索すると、多数の動画が!

今回の記事では、CNNのドキュメンタリーが世界中を驚かせた、アゴーリという人々を紹介したます。バラナシのカオスな空気と妙にマッチしているアゴーリ。私がバラナシに行った時に知っていたら、一目見たかったと今更ながら残念に思います。

1.アゴーリって何?

アゴーリは、バラナシのガンジス川の火葬が行われるエリアで暮らす、ヒンドゥ―・シヴァ派の禁欲的男性修行僧のグループで、現在100名にも満たないといわれています。結婚はしません。かれらの慣習は、インドではなかなか見ない、ちょっと怖いものになっています。

以下、CNNのドキュメンタリーをもとに、かれらの慣習を簡単に紹介します。

  • ガンジス川に流された遺体を引き上げ人肉を食べる
  • ガンジス川の河川沿いで火葬された遺体からの遺灰を身体に塗りたくる
  • 人間の頭蓋骨をコップや皿として用いる
  • 人間のを宝飾品や儀式に用いる
  • 捨てられ腐ったものを食べる
  • 動物、自身の排泄物を食べる
  • アルコールをとり、マリファナを吸う

裸で過ごし、腐った食材や動物の排せつ物を食べるのは自我を殺すためという、宗教的な意味合いがあるといいます。自我は、ヒンドゥ―教徒の目標とされる「悟り」に際し、滅却させられるといわれていることから、「悟り」のためにやっているといえるのでしょうか。でも、ことがことだけに、他のヒンドゥー教徒はなかなかかれらを同じ宗教とは認めないでしょう。

また、人肉食は遺体信仰によるものだといいますが、当然、一般ヒンドゥ―には否定されます。かれらの慣習は、一般的なヒンドゥ―教徒の慣習とは当然相容れず、周囲からは恐れられています。ただ、一部の人たちの間では、アゴーリたちが癒しの力を持つと考えられ、信仰の対象となっています。

バラナシはヒンドゥー教最大の聖地で、河川で火葬することは魂の解放を意味し、遺体を川に流すことはヒンドゥ―最大の目標である解脱を意味します

また、バラナシの河川(ガンジス川)では終日火葬が行われており、1日当たり約100体の遺体が焼かれます。子供や妊婦、事故死などの遺体は焼かれずに、そのまま流されることもあるそうです。火葬場は沐浴場の下流にあります。

2.アゴーリになるためには?

そんな人はいないと思いますが、アゴーリになるための方法を紹介します。

  • アゴーリのグル(指導者)に最低12年間師事します
  • その間、師事したグルのいう事に従わなければなりません

もちろんこの修行中は、死体や動物の排せつ物、腐ったものを食べるという慣習を続けなくてはなりません。

3.CNNのドキュメンタリーの影響

CNNのドキュメンタリーの中での密着取材は、アゴーリの筆舌にしがたい様子を映すものでした。アゴーリとともにレポーターが遺体の脳みそを食べ、カメラの前で大便をしたアゴーリがその大便を食べ、さらにレポーターたちに投げつけだすなど、もう書いてる私も頭を抱えたくなっています。儀礼としての意味合いや、周囲の信仰なども紹介していますが、もう頭の中にはそれしか残りません・・・

そしてこのアゴーリのドキュメンタリーは、アゴーリをヒンドゥー教の一派として紹介したことや、偏った見方からカーストやヒンドゥー文化を解説したことも、問題視されました。

多くの在米インド人は、アゴーリという100名未満のカルトをヒンドゥ―と表現することは、偏見と差別を助長すると怒りました。当然だと思います。アメリカ当局も批判する声明を出しています。

4.恐怖の食人カルト!?バラナシのアゴーリのまとめ

アゴーリという集団は、バラナシに実在するようです。遠くからは興味本位で見てみたいですが、絶対近づきたくないですよね。暴力的なことはしないとCNNでは言っていますが、大便を投げつけるのは最悪の暴力にしか感じません。

今回紹介したアゴーリは、あくまでヒンドゥ―の一派(?)ですが、インドには同様にインパクトの高い集団がまだまだいそうです。またインパクトのある集団を発見したら、報告します。

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