【インド体験談】バナナの葉っぱと救世主

【インド体験談】バナナの葉っぱと救世主

これは私が、ラジャスターン州のジャイサルメールを訪れた際に出会ったインド人救世主のお話です。

バックパッカースタイルで旅をしていた私は、アグラからジャイサルメールを訪れました。

今でも人気である東京パレスという宿に宿泊をすることにしました。

余談ですが、ここではチェックイン時にウェルカムドリンクがあり、冷たい飲み物だけでなく、味噌汁が飲めること。

味噌汁がドリンクか?

というものもありますが、カレーばかり食べていた私にとって、出汁の味は至福でした。

東京パレスではサファリツアーも行っており、ジープで砂漠へ行って宿泊できます。

でも以前インドを訪れた際に、ジョードプルでもサファリツアーへ行ったため、今回は私は見送ることに。同じ宿で宿泊していた他の日本人の方々は、皆さま参加されていました。

到着した翌日からやることもなく、原付を借りて、1時間ほどで砂漠までいけるということで、日帰りで1人でいくことに。

原付を借りたものの、タイヤはすり減っていて、ヘルメットもないという心もとない状態で、砂漠の砂が風で流されてきている道路は滑りやすく、安全運転を心がけて向かいました。

時速30キロほどで走ったので、1時間15分で到着して、現地ではラクダをぼけーっと見たり、砂漠を歩いて30分ほどすると飽きて帰ることに。

気分をもりあげて帰るため、奥田民生さんの「さすらい」を聞きながら帰ることに。帰り道も安全運転を心がけておりましたが、音楽で少しテンションがあがっていたのか、出発してほどなくして、事件は起きました。

インドでは車のスピードを落とすために、道路の途中に山なりになっている所があるのですが、私は走行中に気が付かず、直前に気が付いて急ブレーキをかけました。

気が付いた時には遅く、一瞬、真っ暗に・・・

転倒してしまったのです。

焦ってバイクを起こすも、頭から血が大量に垂れてきました。

顔をつたる血に焦り、頭は動揺してました。

すると近くで事故を見ていたインド人が、バケツに入った水を持ってきて、頭の上からかけてくれました。

そしてバナナの葉を傷口にあててくれ、その上から帽子をかぶることに。

短パンでいた私は、足も傷だらけで血が出ていて、震えている状態。

それをみたインド人が、

「俺がバイクを運転して、お前の宿まで連れてってやる」

と言うのです。

出血多量で死ぬんじゃないかと思っていた私は、心から安堵しました。

無事に宿まで送り届けてくれたインド人に、お礼として1,000Rs支払いました。

そして宿のスタッフが、またまたバイクで近くの病院へ連れてってくれました。

すると病院に先生がおらず、昼飯を食べに家に帰っているとのことでした・・・

ただ先生の自宅は、病院のすぐ裏にあるとのことで、自宅に行くことに。

昼飯を食べていた先生は、

「あと30分したら行くから、待ってて」

とのこと。さすがインドだ。

先生がくると、診察台で仰向けになることに。

傷口を確認する際、「

スマートフォン持っているか?」

と聞かれました。

おもむろにポケットから取り出すと、イン・カメラで傷口を見せられました。

鏡がないらしい。さすがインドだ。

無事に傷口を縫ってもらい、薬も飲み、1ヶ月ほどでやっと治りました。

あの時、水をかけてバイクを運転してくれるインド人がいなかったら、自分はどうなっていたのか。

僕の前に現れた救世主インド人のお話でした。

by ゆわちさん

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